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- 【6月米住宅着工、許可件数】住宅着工件数は121.5万件、許可件数は125.4万件と、いずれも市場予想を上回る伸びに回復
2017年07月20日
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1.結果の概要:住宅着工、許可件数ともに前月から増加、市場予想を上回る
2.結果の評価:4-6月期GDPにおける住宅投資は前期比でマイナスの可能性
住宅着工件数の伸びは、前月比+8.3%(前月:▲2.8%)と4ヵ月ぶりに増加に転じた(図表3)。戸建てが+6.3%(前月:▲2.9%)と4ヵ月ぶりに増加に転じたほか、集合住宅も+13.3%(前月:▲2.4%)とこちらも6ヵ月ぶりに増加に転じた。また、前年同月比でも全体が+2.1%(前月:+0.3%)と前月が上方修正されたこともあり、2ヵ月連続の増加となった。戸建てが+6.6%(前月:+6.0%)と、こちらは16年9月以降、増加基調が持続する一方、集合住宅では▲4.5%(前月:▲5.7%)とこちらは4ヵ月連続で減少が続いており回復はみられない。
住宅着工件数(前月比)の地域別寄与度は、南部が▲1.9%ポイント(前月:▲0.7%ポイント)と減少したものの、その他の地域では、北東部+6.4%ポイント(前月:+0.1%ポイント)、中西部+3.3%ポイント(前月:▲2.8%ポイント)、西部+0.4%ポイント(前月:+0.6%ポイント)と全ての地域で増加した(図表4)。
住宅着工件数(前月比)の地域別寄与度は、南部が▲1.9%ポイント(前月:▲0.7%ポイント)と減少したものの、その他の地域では、北東部+6.4%ポイント(前月:+0.1%ポイント)、中西部+3.3%ポイント(前月:▲2.8%ポイント)、西部+0.4%ポイント(前月:+0.6%ポイント)と全ての地域で増加した(図表4)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2017年07月20日「経済・金融フラッシュ」)
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03-3512-1824
経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
窪谷 浩のレポート
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