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2017年度の年金額は、名目-0.1%、実質±0.0%、実質的には+1.0%-年金改定率の3つの見方と、新旧改定ルールの再確認

保険研究部 主席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査部長 兼任 中嶋 邦夫
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2017年度の公的年金額は2016年度から0.1%引き下げられることが、2017年1月27日に発表されました。本稿では、厚生労働省のプレスリリースを使って、この改定の意味合いと年金額の改定ルール(現行ルールおよび昨年11月に国会で可決された新たなルール)について確認します。
■目次
1――年金改定率の3つの見方
:「名目」だけでなく、「実質」や「実質的」な改定率にも要注目
1|3つの見方の考え方
2|2017年度の改定における3つの見方
2――現在の改定ルール:2つの特例措置が年金財政に悪影響
1|改定ルールの全体像
2|本則の改定ルールの概要と適用状況
3|年金財政健全化のための調整ルール(マクロ経済スライド)の概要と適用状況
4|2017年度の改定における適用状況(まとめ)と将来への影響
3――新しい改定ルール:特例措置を見直し、年金財政の悪化を抑制
1|見直しの背景
2|見直しの内容
3|見直しの影響(仮に2017年度の改定に見直しが適用された場合)
(2017年02月17日「基礎研レポート」)
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03-3512-1859
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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