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10月22日ECB政策理事会:12月理事会での追加緩和策決定を事実上予告。追加利下げも排除せず
経済研究部 研究理事 伊藤 さゆり
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欧州中央銀行(ECB)が22日に政策理事会を開催、政策変更はなかったが、12月3日の次回理事会での追加緩和策の決定を事実上予告したことで、株高、債券高(利回りは低下)、ユーロ安が進んだ。
ドラギ総裁が今回の政策理事会で協議したことを認めたことで、追加利下げも次の一手の選択肢の1つとして浮上した。ターゲット型資金供給(TLTRO)に関する決定の可能性はあるが、効果は低い。国債等の買入れプログラムの「16年9月末」からの期限延長は既定方針となりつつある。
追加利下げや国債等の買入れ規模の拡大、対象資産の拡大などに踏み切るかは、新興国の景気減速のユーロ圏への波及度合いやインフレ期待、ユーロ相場の動向を注視した上で決めると思われる。
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03-3512-1832
(2015年10月23日「経済・金融フラッシュ」)
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