- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 2015・2016年度経済見通し~15年4-6月期GDP2次速報後改定
2015年09月08日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
<実質成長率:2015年度1.0%、2016年度1.8%を予想>
- 2015年4-6月期の実質GDP(2次速報値)は、設備投資が下方修正されたものの、民間在庫品増加が大幅に上方修正されたことから、1次速報の前期比▲0.4%(年率▲1.6%)から前期比▲0.3%(年率▲1.2%)へと上方修正された。
- GDP2次速報の結果を受けて、8月に発表した経済見通しの改定を行った。実質GDP成長率は2015年度が1.0%、2016年度が1.8%と予想する。夏場の景気が想定よりやや下振れしていることを受けて、2015年度の見通しを0.1%下方修正した。
- 2015年7-9月期は民間消費、設備投資が増加に転じることなどから前期比年率0.8%のプラス成長に復帰すると予想するが、輸出、消費を中心に下振れリスクがある。
- 消費者物価上昇率(生鮮食品を除く総合)は2015年7-9月期にいったんマイナスとなるが、原油価格下落の影響が弱まる2015年度末までには再びプラスとなる可能性が高い。年度ベースでは2015年度が0.1%、2016年度が1.3%と予想する。
(2015年09月08日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1836
経歴
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
斎藤 太郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/09/17 | 貿易統計25年8月-関税引き上げの影響が顕在化し、米国向け自動車輸出が数量ベースで大きく落ち込む | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
2025/09/08 | 2025・2026年度経済見通し-25年4-6月期GDP2次速報後改定 | 斎藤 太郎 | Weekly エコノミスト・レター |
2025/09/01 | 法人企業統計25年4-6月期-トランプ関税の影響で製造業は減益も、非製造業が堅調を維持 | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
2025/08/29 | 鉱工業生産25年7月-自動車中心に下振れリスクが高く、7-9月期は減産の可能性 | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
新着記事
-
2025年09月17日
ふるさと納税「お得競争」の終焉-ポイント還元の廃止で問われる「地域貢献」と「持続可能な制度」のこれから -
2025年09月17日
貿易統計25年8月-関税引き上げの影響が顕在化し、米国向け自動車輸出が数量ベースで大きく落ち込む -
2025年09月17日
「最低賃金上昇×中小企業=成長の好循環」となるか?-中小企業に託す賃上げと成長の好循環の行方 -
2025年09月17日
家計消費の動向(二人以上世帯:~2025年7月)-実質賃金改善下でも「メリハリ消費」継続、娯楽支出は堅調を維持 -
2025年09月16日
インド消費者物価(25年9月)~8月のCPI上昇率は+2.1%に上昇、GST合理化でインフレ見通しは緩和
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【2015・2016年度経済見通し~15年4-6月期GDP2次速報後改定】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2015・2016年度経済見通し~15年4-6月期GDP2次速報後改定のレポート Topへ