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脳血管疾患による長期入院者の受診状況~レセプトデータによる入院前から退院後5年間の受診の分析
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
生活習慣病の1つである脳血管疾患の有病者数は、高齢化や生活習慣の変化によって増加しており、今後も増加することが予測されている。
一方、脳血管疾患による死亡率は以前と比べて低下している。また、脳血管疾患による入院中に手術を受けている割合は増加しているものの、診断技術や治療技術の向上や医療政策によって入院・外来ともに受療率は低下し、入院時の在院日数も減少している1。しかし、脳血管疾患は、突然死をまねくこともあるほか、他の疾病と比べると入院時の在院日数が長い傾向がある。また、退院後は他の病院へ転院したり介護施設に入所することもあり、治療に長期間を要する点が特徴となっている。
そこで本稿では、脳血管疾患によって長期入院(ここでは30日以上の入院)をした人に着目して、脳血管疾患による長期入院患者の入院前6か月間の受診状況から退院後5年間の受診状況をトレースし、入院前の受診状況、入院中の診療行為、入院後の行き先、その後5年間の受診状況について分析を行った。
(2014年12月08日「基礎研レポート」)
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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