- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 中国経済:2014年8月の住宅価格~4ヵ月連続の下落、高値 からの下落率は温州市▲22.8%、杭州市▲8.1%など
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
○ 9月18日、中国国家統計局は2014年8月の住宅販売価格変動状況を発表した。新築商品住宅の販売価格は今年4月をピークに4ヵ月連続の下落となった。住宅価格が下落に転じた背景には、中国政府が購入規制を強化したことに加えて、竣工増による供給増と景気減速に伴う販売減が重なって住宅在庫が積み上がり、販売業者が値引き販売に走ったことがある。
○ 中国の住宅価格は下落局面にあり、引き続き今後の下落期間とその幅に注目したい。当面は“金九銀十”と呼ばれる販促期に入ることから反発する可能性はあるものの、逆にそれが絶好の売り場となる可能性もある。直近2回の下落局面はいずれも小幅・短期の調整に留まったが、今回はある程度の深押しを覚悟しておく必要がありそうである。
(2014年09月18日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
関連レポート
三尾 幸吉郎
三尾 幸吉郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/12/16 | 図表でみる世界のGDP-日本が置かれている現状と世界のトレンド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/07/30 | 図表でみる世界の人口ピラミッド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/04/05 | 不動産バブルの日中比較と中国経済の展望 | 三尾 幸吉郎 | 基礎研マンスリー |
2024/03/11 | Comparison of Real Estate Bubbles in China and Japan, and Prospects for the Chinese Economy | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年03月14日
噴火による降灰への対策-雪とはまた違う対応 -
2025年03月14日
ロシアの物価状況(25年2月)-前年比で上昇が続き10%超に -
2025年03月14日
株式インデックス投資において割高・割安は気にするべきか-長期投資における判断基準について考える -
2025年03月13日
インド消費者物価(25年2月)~2月のCPI上昇率は半年ぶりの4%割れ -
2025年03月13日
行き先を探す“核の荷物”~高レベル放射性廃棄物の最終処分とエネルギー政策~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【中国経済:2014年8月の住宅価格~4ヵ月連続の下落、高値 からの下落率は温州市▲22.8%、杭州市▲8.1%など】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国経済:2014年8月の住宅価格~4ヵ月連続の下落、高値 からの下落率は温州市▲22.8%、杭州市▲8.1%などのレポート Topへ