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中国経済:2014年8月の住宅価格~4ヵ月連続の下落、高値 からの下落率は温州市▲22.8%、杭州市▲8.1%など
経済研究部 上席研究員 三尾 幸吉郎
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○ 9月18日、中国国家統計局は2014年8月の住宅販売価格変動状況を発表した。新築商品住宅の販売価格は今年4月をピークに4ヵ月連続の下落となった。住宅価格が下落に転じた背景には、中国政府が購入規制を強化したことに加えて、竣工増による供給増と景気減速に伴う販売減が重なって住宅在庫が積み上がり、販売業者が値引き販売に走ったことがある。
○ 中国の住宅価格は下落局面にあり、引き続き今後の下落期間とその幅に注目したい。当面は“金九銀十”と呼ばれる販促期に入ることから反発する可能性はあるものの、逆にそれが絶好の売り場となる可能性もある。直近2回の下落局面はいずれも小幅・短期の調整に留まったが、今回はある程度の深押しを覚悟しておく必要がありそうである。
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03-3512-1834
(2014年09月18日「経済・金融フラッシュ」)
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