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- 債券運用パフォーマンスに隠れた時価評価の影響-公社債店頭売買参考統計値とNOMURA-BPIの時価評価の違い
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■要旨
国内債券マーケットには、複数の時価が存在している。ファンドの運用収益率を計算するために最も多く利用されている時価は、日本証券業協会が公表する公社債店頭売買参考統計値、そのファンドの比較対象となるベンチマークには野村証券が公表するNOMURA-BPIという指数が最も多く利用されており、その指数は野村証券が評価した時価から算出されている。そのため、ファンドとベンチマークが全く同じ運用をしていても、時価評価の差により運用収益率に差異が発生することがある。この差異がどれくらいパフォーマンスに影響しているかを分析した。
その結果、インデックスファンドでは運用収益率の差異のうち、半分ぐらいは時価評価の差による影響であることが分かった。
(2014年06月30日「基礎研レポート」)
千田 英明
千田 英明のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2017/03/07 | マイナス金利下における国内債券運用 | 千田 英明 | 基礎研レポート |
| 2016/11/04 | マイナス金利で見直される個人向け国債 | 千田 英明 | ニッセイ年金ストラテジー |
| 2016/10/17 | 収穫の秋、運用では種まきの秋 | 千田 英明 | 研究員の眼 |
| 2016/06/28 | マイナス金利下でも長期投資でプラス利回りへの道が見えてくる~RMBS投資とは~ | 千田 英明 | 研究員の眼 |
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