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- 5月ECB政策理事会:示唆された6月の行動、次の一手は何か?
2014年05月09日
欧州中央銀行(ECB)が8日に5月の政策理事会を開催した。今回の政策決定は見送ったが、「重大な脅威」であるユーロ高を牽制する目的もあり、スタッフ経済見通しの公表月となる次回6月に行動する方針を示唆した。
ECBが6月に追加策を打ち出す場合、可能性として最も高いのは、金額無制限・固定金利の資金供給期間(現在は最低15年半ばまで)の延長であろう。追加利下げも比較的ハードルが低く、マイナスの預金金利導入が併せて実施される可能性も以前より高まっている。中小企業向け貸出を証券化したABS(資産担保証券)を対象とする資産買い入れ策の環境整備に動き出す方針を示す可能性もある。
(2014年05月09日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- ・ 1987年 日本興業銀行入行
・ 2001年 ニッセイ基礎研究所入社
・ 2023年7月から現職
・ 2011~2012年度 二松学舎大学非常勤講師
・ 2011~2013年度 獨協大学非常勤講師
・ 2015年度~ 早稲田大学商学学術院非常勤講師
・ 2017年度~ 日本EU学会理事
・ 2017年度~ 日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
・ 2020~2022年度 日本国際フォーラム「米中覇権競争とインド太平洋地経学」、
「欧州政策パネル」メンバー
・ 2022年度~ Discuss Japan編集委員
・ 2023年11月~ ジェトロ情報媒体に対する外部評価委員会委員
・ 2023年11月~ 経済産業省 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 委員
伊藤 さゆりのレポート
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