2013年12月06日

年齢別・医療費水準別にみた3年間の医療費の変動-レセプトデータを使った医療費推移の分析

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

厚生労働省が発表している「年齢階級別一人当たり医療費」によれば、医療費は乳幼児期を除いて年齢とともに増加する。しかし、この統計は年齢階層別にみた平均的な医療費である。

実際は、医療費がほとんどかかっていない人もあれば、高額な人もあり、医療費は一部の患者に偏って発生していることが知られている。また、高齢期に医療費が高額な人は、概して70歳未満の比較的若い頃から医療費が高額であるケースも多く、医療費が高い状態は継続する傾向があることも知られている。

そこで本稿では、レセプトデータを使って、各年代で医療費がどの程度患者によって異なっているのか、また、個々人の医療費は2008年度から2011年度の3年間でどの程度変動しているのか(継続しているのか)を確認する。

(2013年12月06日「基礎研マンスリー」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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