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- 企業物価指数(2013年5月)~前年比で上昇幅が大幅に拡大
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■見出し
・企業物価指数は前年比で2ヶ月連続の上昇
・交易条件は7ヶ月ぶりに改善
・消費財は6ヶ月連続で上昇
■introduction
6月12日に日本銀行から発表された企業物価指数によると、2013年5月の国内企業物価は前年比0.6%と2ヶ月連続で上昇し、4月の同0.1%から上昇幅が拡大した。また、対前月比では0.1%と6ヶ月連続で上昇した。
国内企業物価(前年比)の上昇幅が大幅に拡大した要因としては、円安の進行に伴い輸入物価が大幅に上昇していることで、素材(その他)、為替・海外市況連動型、電力・都市ガス・水道の前年比での寄与度が4月よりも上昇したことがある。
今後は(1)海外経済が回復していくことで、国際商品市況も上昇していくことが見込まれること、(2)貿易赤字の恒常化、米国のQE3縮小観測などから円安基調が続くとみられること、から国内企業物価(前年比)は上昇基調が続くだろう。
(2013年06月12日「経済・金融フラッシュ」)
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押久保 直也 (おしくぼ なおや)
研究・専門分野
日本経済、財政
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