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12月ECB政策理事会:固定金利・金額無制限の資金供給を13年半ばまで延長、利下げは見送り
経済研究部 研究理事 伊藤 さゆり
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欧州中央銀行(ECB)は6日に12月の政策理事会を開催、固定金利・金額無制限の資金供給を少なくとも2013年半ばまで継続することを決めた。一方、政策金利については、幅広く議論した上で、コンセンサスで据え置きを決めた。ドラギ総裁は、経済見通しの大幅な下方修正にも関わらず、追加利下げを見送った理由として「中期的な物価の判断を大きくは変更していない」ことなどを挙げた。
ECBの利下げの余地はそもそも乏しくなっている上に、南北間で成長と雇用、資産価格などの非対称性が強い状況では、利下げ効果が限られる半面で副作用が大きくなる可能性がある。
追加利下げは、想定以上に景気が下振れ、デフレのリスクが強まった場合の選択肢となろう。
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