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- 小売業は、前月比0.3%と堅調に推移~商業販売統計11年12月
■見出し
・小売業は前月比0.3%と堅調に推移
・百貨店は、6ヵ月ぶりに前年比で増加
■introduction
1月27日に経済産業省から公表された11年12月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年比2.5%となり、11月の同▲2.2%から増加に転じた。季節調整済前月比でも0.3%の増加となった。
物価変動の影響を除いた実質値(当研究所試算値)では前年比3.7%の増加となった。
この結果、2011年の小売業は前年比▲1.2%となり、2010年の2.5%から減少に転じた。
業種別では、自動車小売業が前年比14.9%と、11月(同19.8%)に続き大幅増加となった他、織物・衣服・身の回り品小売業が前年比4.4%(11月:同2.4%)、燃料小売業が前年比5.7%(11月:同1.1%)となるなど、8業種中6業種で増加した。一方、機械器具小売業は、前年比▲9.9%と、薄型テレビの駆け込み需要の反動などから引き続き減少している。
寄与度別では、機械器具小売業が▲0.6%ポイント販売額を大きく押し下げたものの、自動車小売業が1.2%ポイント、燃料小売業が0.6%ポイント、織物・衣服・身の回り品小売業が0.4%ポイント販売額を押し上げた。
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桑畠 滋
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