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- 小売業は、自動車が牽引役となり、前月比4.1%と大きく増加~商業販売統計12年1月
■見出し
・小売業は、自動車が牽引役となり、前月比4.1%と大きく増加
・コンビニエンスストア販売額は、前年比7.1%と、好調を維持
■introduction
2月28日に経済産業省から公表された12年1月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年比1.9%となり、12月の同2.5%に続いて増加した。季節調整済前月比では4.1%の大幅増加となった。
物価変動の影響を除いた実質値(当研究所試算値)では前年比3.1%の増加となった。
業種別では、エコカー補助金復活の影響から自動車小売業が前年比24.3%の大幅増加となった他、織物・衣服・身の回り品小売業が前年比1.4%(12月:同4.4%)となるなど、8業種中4業種で増加した。一方、機械器具小売業は、前年比▲12.2%(12月:同▲9.5%)と、薄型テレビの駆け込み需要の反動などから引き続き減少している。
寄与度別では、機械器具小売業が▲0.7%ポイント販売額を大きく押し下げたものの、自動車小売業が2.3%ポイント、飲食料品小売業が0.2%ポイント販売額を押し上げた。
(2012年02月28日「経済・金融フラッシュ」)
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