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6年半ぶりの円売り介入実施:今後のポイントは大規模・泥沼化するか、2-3日実施で様子見できる状況になるか。
総合政策研究部 研究理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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■introduction
・単独介入に踏み切る、円売り介入実施 6年半ぶり、今後のポイントは大規模・泥沼化するか、2-3日実施で様子見できる状況になるか。
財務省は15日の東京外国為替市場で円売り・ドル買い介入を実施した。市場介入は2004年3月16日以来およそ6年半ぶりとなる。
今回の介入は単独となった。日本サイドは各国に理解・根回しを進めたが、「協調」との積極的な理解は得られなかったのだろう。
今後の最大のポイントは介入が大規模かつ泥沼化してしまうのか、2-3日実施して様子見できるくらいに為替が円安でとどまるという流れになるのかだ。
その点では(1)日本側からの円高に対する強いメッセージがどの程度でるのか、(2)諸外国から日本の介入に対してどの程度ネガティブな反応がでてくるのか(行き過ぎた円高に対して各国がある程度の「納得」とのコメントがでてくるか)、(3)円高が海外時間に進んだ場合、委託介入が実施されるのかどうか、(4)日銀の対応(おそらく非不胎化議論が高まるはずでそれに対してどのような見解を示すのか)、(5)FRBの追加緩和の流れ、などが焦点だろう。
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