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5月日銀決定会合:景気判断を回復に上方修正、成長基盤強化を支援するための資金供給の骨子素案
総合政策研究部 常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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■見出し
・景気判断を上方修正 :持ち直し ⇒ 回復
・成長分野への供給手段 : 融資制度の骨子を発表
■introduction
日銀は20・21日の政策決定会合で、政策金利の誘導目標を0.1%前後に据え置くことを全員一致で決定した。
景気の現状判断について「海外経済の改善を起点として緩やかに回復しつつある」とし、これまでの「持ち直しを続けている」から判断を上方修正した。
個別項目では。設備投資については「持ち直しに転じつつある」とし、4月の「下げ止まっている」から上方修正。個人消費は「耐久消費財を中心に持ち直している」と先月と同じ判断となったが、4月の「厳しい雇用・所得環境が続いている」との文言がなくなった。
20日発表の1-3月GDPでも示されているように設備投資が2四半期連続で増加し企業部門の改善傾向が明確になるとともに、家計部門にも明るさが見え始めている。今回の上方修正も日銀が4月末に示した展望レポートのシナリオどおりとの見方だと思われる。
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