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- 商業販売統計10年3月~回復が続く小売業
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■見出し
・回復が続く小売業
・減少幅が縮小傾向となる百貨店
■introduction
4月28日に経済産業省から公表された10年3月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年比4.7%の12兆2860億円と、3ヵ月続けて増加した。季節調整済前月比でも0.8%の増加となった。物価変動の影響を除いた実質値(当研究所試算値)では前年比5.9%と、10ヵ月連続の増加となった。
業種別では、公表されている7業種のうち5業種が前年比で増加となった。エコカー減税、エコポイントなどの政策効果の影響から自動車小売業が前年比19.6%(2月:14.8%)、機械器具小売業が前年比12.9%(2月:8.6%)と引き続き高い伸びとなっている。また、繊維・衣服・身の回り品小売業が前年比8.0%(2月:同8.4%)と4ヵ月続けて増加したのに加え、ガソリン価格上昇の影響を受けて燃料小売業も前年比19.5%(2月:同20.5%)と4ヵ月続けて増加している。寄与度別では、自動車小売業が2.8%、燃料小売業が1.8%、機械器具小売業が0.8%消費を押し上げた。
(2010年04月28日「経済・金融フラッシュ」)
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