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- 1月ECB政策理事会:政策金利据え置き、追加策決定は3月
■見出し
・政策金利8カ月連続で据え置き、流動性供給に関する追加的な決定も見送り
・景気・インフレの現状判断と見通しは従来の見方を踏襲、マネー分析は幾らか下方修正
・適切な財政の出口戦略を呼びかけ、特定国への配慮は行なわない方針を表明
■introduction
欧州中央銀行(ECB)は14日に政策理事会を開催した。政策金利は8カ月連続で据え置き、12月に段階的縮小の方針を打ち出した流動性供給に関しての追加的な決定は3月に行う方針を示した。景気・インフレの現状判断と見通しは従来の見方を踏襲する一方、マネー分析については幾らかの下方修正を行なった。
ギリシャの財政問題への不安が広がっていることから、声明文では、過剰な財政赤字の弊害と各国政府に適切なタイミングで財政の出口戦略を実行に移すよう求めた。記者からの質問はギリシャの財政危機に集中したが、トリシェ総裁はギリシャに対する特別な配慮を行なわないスタンスを示すとともに、ギリシャのユーロ離脱観測を「ばかげた憶測」として一蹴した。
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