- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 欧州経済 >
- 1月ECB政策理事会:政策金利据え置き、追加策決定は3月
■見出し
・政策金利8カ月連続で据え置き、流動性供給に関する追加的な決定も見送り
・景気・インフレの現状判断と見通しは従来の見方を踏襲、マネー分析は幾らか下方修正
・適切な財政の出口戦略を呼びかけ、特定国への配慮は行なわない方針を表明
■introduction
欧州中央銀行(ECB)は14日に政策理事会を開催した。政策金利は8カ月連続で据え置き、12月に段階的縮小の方針を打ち出した流動性供給に関しての追加的な決定は3月に行う方針を示した。景気・インフレの現状判断と見通しは従来の見方を踏襲する一方、マネー分析については幾らかの下方修正を行なった。
ギリシャの財政問題への不安が広がっていることから、声明文では、過剰な財政赤字の弊害と各国政府に適切なタイミングで財政の出口戦略を実行に移すよう求めた。記者からの質問はギリシャの財政危機に集中したが、トリシェ総裁はギリシャに対する特別な配慮を行なわないスタンスを示すとともに、ギリシャのユーロ離脱観測を「ばかげた憶測」として一蹴した。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1832
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年04月13日
ASEANの貿易統計(4月号)~2月の輸出はベトナム旧正月の影響を受けて鈍化 -
2021年04月13日
地震の報道発表の表現の変更-余震という言葉は使わない~災害・防災、ときどき保険(13) -
2021年04月13日
今週のレポート・コラムまとめ【4/6~4/12】:アフターコロナを見据えた働き方とオフィス戦略の在り方(前編)-メインオフィスの重要性と働く環境の選択の自由を「原理原則」に -
2021年04月13日
貸出・マネタリー統計(21年3月)~日銀による資金供給量の伸びが2割を突破、現金残高は約5年ぶりの高い伸びに -
2021年04月13日
欧州大手保険グループの2020年末SCR比率の状況について(2)-ソルベンシーIIに基づく数値結果報告(比率の推移分析と感応度の推移)-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年04月12日
News Release
-
2021年04月02日
News Release
-
2021年01月21日
News Release
【1月ECB政策理事会:政策金利据え置き、追加策決定は3月】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
1月ECB政策理事会:政策金利据え置き、追加策決定は3月のレポート Topへ