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- 商業販売統計09年7月~政策効果から自動車販売が持ち直し
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■見出し
・政策効果から自動車販売が持ち直し
・タスポ効果剥落から、コンビニ販売額(全店ベース)は、過去最大の悪化
■introduction
8月31日に経済産業省から公表された09年7月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年比▲2.5%の11兆2790億円と、11ヶ月連続の減少となった。悪化幅は、前月から若干縮小した。金額ベースでの落ち込みは、物価下落の影響を強く受けており、物価変動の影響を除いた実質(当研究所試算値)では、1.8%となり、増加に転じた前月(0.7%)から、さらに増加幅を拡大させた。また、季節調整済前月比でも0.4%と増加に転じた。
業種別には、百貨店などの各種商品小売業(同▲8.4%、6月:同▲6.7%)では引き続き大幅な悪化が続いているものの、エコカー減税などの経済対策効果から、自動車小売業(前年比7.6%、6月:同1.3%)では、一部持ち直しの動きが窺える。寄与度でみると、自動車小売業が0.8%、各種商品小売業が▲1.0%、ガソリンスタンドなどの燃料小売業が▲0.7%となった。
(2009年08月31日「経済・金融フラッシュ」)
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