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■見出し
・景気は下げ止まりつつも、依然厳しい状況
・業況判断DI(全規模・全産業)は全地域で、ほぼ横ばい
■introduction
日本銀行が7月6日に公表した「地域経済報告(さくらレポート)」によると、地域の景気動向について、「足もとの景気は、悪化ペースが鈍化しており、下げ止まりつつあるものの、引き続き厳しい状況にある。」とし、前回(09年4月)の総括判断を上方修正した。
今回の総括判断では、「大幅に悪化している」とされた前回から「悪化ペースが鈍化しており、下げ止まりつつある。」へと修正されており、在庫調整の進展等を背景に輸出、生産に持ち直しの動きが見られることから、景気は悪化のテンポを緩め、下げ止まりつつあるものの、企業収益の大幅悪化に伴う設備投資の減少や、雇用・所得環境の悪化を背景とした個人消費の低迷が懸念され、依然厳しい状況にあることが示された。
地域ごとの景気判断についても、全9地域の判断が前回と比べ、上方修正された。上方修正理由としては、ほぼ全地域において、経済対策による公共投資が増加していることや輸出の持ち直し、在庫調整の進展に伴い生産が増加していることが挙げられている。
(2009年07月07日「経済・金融フラッシュ」)
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