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金融政策・市場の動き(7月)~売上急減で急上昇する損益分岐点比率
総合政策研究部 常務理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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- 企業の損益分岐点比率が急上昇している。企業の09年度売上見通しはかなり慎重で、その中で利益を出すためには人件費など固定費削減は避けて通れない状況にある。
- (日銀金融政策)6月調査短観は、日銀の景気見通しを強気にさせる材料なし。また短観で企業金融の改善が見られたが、中小企業と大企業の二極化も同時に示されている。9月末に期限が切れる一連の企業金融支援などは、原則延長という方向で日銀で検討されることになりそうだ。
- (長期金利)長期金利は先行き楽観論が収束する中、低下傾向を鮮明にしている。ただし、現時点で景気2番底を完全に織り込む材料はなく、これ以上の金利低下には市場の抵抗感があるだろう。当面、利上げの可能性が低い中、長期金利は低位安定基調が続くと予想する。
- (為替)90円台前半から100円という範囲で方向感が出にくい展開が続くと見る。ドルの構造不均衡問題がドル高進行をおさえる一方で、日本サイドにも積極的な円買い材料もないことからボックス圏の中で推移が続くと読む。
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