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- 商業販売統計09年4月~小売業は前月比7ヶ月ぶりに増加
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■見出し
・小売業は前月比0.6%と7ヶ月ぶりに増加
・百貨店販売額は3ヶ月連続前年比二桁マイナス
■introduction
5月28日に経済産業省から公表された09年4月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年比▲2.9%の10兆8610億円となり、8ヶ月連続で前年を下回ったが、09年3月(同▲3.8%)からは悪化幅が縮小した。季節調整済前月比でも0.6%となり、7ヶ月ぶりの増加となった。
業種別には、08年夏頃から下落が続く国際商品市況を反映してガソリンスタンドなどの燃料小売業が同▲17.0%、繊維・衣服・身の回り品小売業が同▲1.9%、機械器具小売業が同▲1.9%、飲食料小売業が同▲0.1%と減少した。一方、販売不振が続いてきた自動車小売業が同0.3%と9ヶ月ぶりに増加した。自動車販売は低迷しているものの、自動料金収納システム(ETC)搭載車両を対象とした高速道路料金の引き下げに伴い、ETCの売り上げが急増加したこと等が要因と見られる。
寄与度でみると、燃料が▲1.8%、繊維・衣服・身の回り品が▲0.2%と販売額を押し下げた。
(2009年05月28日「経済・金融フラッシュ」)
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