- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 欧州経済 >
- 2月ECB政策理事会: 2%で据え置き、3月利下げを事実上予告
■見出し
・予告どおりの据え置き決定
・多くの材料が景気の急激な冷え込みとインフレ圧力の緩和を裏付け
・3月に50bp利下げ、さらに4~6月期の追加利下げでの政策金利は1%に
■introduction
欧州中央銀行(ECB)は5日に政策理事会を開催、前回理事会後の記者会見で事実上予告したとおり、政策金利を過去最低水準の2%で据え置くことを決めた。前回理事会後に公表された新たな材料は、いずれも景気の急激な冷え込みとインフレ圧力の緩和を示すものであったが、これらは「前回利下げ時の予測通り(声明文)」であったことが予告通りの据え置きとなった理由である。
質疑応答の中で、トリシェ総裁は、「2%は最低水準ではない」、「次回利下げの可能性を排除しない」として3月理事会での利下げを事実上予告した。3月の利下げ幅は50bpとなる公算であり、4~6月期にはさらに1%までの利下げが行われよう。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1832
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年01月25日
新型コロナ ワクチンのただ乗り-ワクチン忌避をいかに減らすか? -
2021年01月25日
バイデン政権が発足-安定政権も、新型コロナ対策と追加経済対策が喫緊の課題となる中で厳しい船出 -
2021年01月22日
バイデン新政権発足、円相場への影響は?~マーケット・カルテ2月号 -
2021年01月22日
ECB政策理事会-政策変更なし、経済見通しも想定内 -
2021年01月22日
未婚化と雇用 ~コロナ禍で求められる雇用の確保~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【2月ECB政策理事会: 2%で据え置き、3月利下げを事実上予告】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2月ECB政策理事会: 2%で据え置き、3月利下げを事実上予告のレポート Topへ