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■見出し
・貸出動向: 市場調達困難、借り入れ依存を強める
・マネタリーベース: 日銀大規模資金供給、当座預金残高の高い伸びが続く
・マネーストック: M2は2%台前半の推移が続く
■introduction
貸出・資金吸収動向等によると、11月の総貸出(平残、銀行計)は前年比3.6%と、92年4月以来、約16年半ぶりの高い伸びを示した(図表1,2)。リーマン破綻以降、企業は市場での調達が困難となっており、CP等から借り入れへシフトしているため伸び率が高まっている。
ただし、借り入れの内訳を見ると運転資金の増加などで、設備投資など実需への需要は低い。また倒産件数も増加傾向で銀行の貸出態度も厳しくなっており、今後も貸出市場が現在のように増加するとは考えにくい(図表3,4)。
(2008年12月08日「経済・金融フラッシュ」)
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03-3512-1837
- ・ 1992年 :日本生命保険相互会社
・ 1995年 :ニッセイ基礎研究所へ
・ 2021年から現職
・ 早稲田大学・政治経済学部(2004年度~2006年度・2008年度)、上智大学・経済学部(2006年度~2014年度)非常勤講師を兼務
・ 2015年 参議院予算委員会調査室 客員調査員
矢嶋 康次のレポート
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