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- 日銀短観(12月調査)予測~大企業製造業・業況判断DIは19ポイント悪化の▲22
2008年12月03日
- 今回短観は「景気が急速に悪化している」ことを裏付ける内容になるだろう。業況判断DIの悪化幅は歴史的なものとなりそうだ。また事業計画が大きく下方修正され、雇用、設備の過剰感が急速に高まっている姿を示すだろう。
- 注目度が高い大企業製造業・業況判断DIは▲22と前回調査から19ポイントの悪化。大企業非製造業は▲10と前回調査から11ポイントの悪化となるだろう。
- 2008年度の設備投資計画(全規模・全産業)は9月調査より2.6%下方修正(前年度比▲3.9%)されるだろう。投資案件の見送りが相次ぎ、完全に設備投資は年度途中で腰折れたことが示されそうだ。
- 日銀は短観の内容を受け、次回決定会合で景況感の下方修正を行うだろう。また年度末に向けもう一段の追加緩和策の検討、実施を行うと予想する。
(2008年12月03日「Weekly エコノミスト・レター」)
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経歴
- ・ 1992年 :日本生命保険相互会社
・ 1995年 :ニッセイ基礎研究所へ
・ 2021年から現職
・ 早稲田大学・政治経済学部(2004年度~2006年度・2008年度)、上智大学・経済学部(2006年度~2014年度)非常勤講師を兼務
・ 2015年 参議院予算委員会調査室 客員調査員
矢嶋 康次のレポート
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