- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 欧州経済 >
- 8月ECB政策理事会:景気判断慎重化も中立姿勢維持
2008年08月08日
■見出し
・景気判断慎重化、二次的影響への警戒強化、中立姿勢は変わらず
・ECBは景気減速下の政策金利据え置きで中期的な物価の安定を目指す見込み
■introduction
欧州中央銀行(ECB)は7日に政策理事会を開催、5.25%での政策金利の据え置きを決めた。前回理事会以降、最大の物価押し上げ要因である原油価格は低下する一方で、サーベイ調査の悪化や貸出の鈍化傾向も明確になってきた。トリシェ総裁は景気判断を幾分慎重化したものの、原油・食糧高の二次的影響への警戒も示し、中立姿勢を維持した。
追加利上げが景気を下押しするリスクは高まったと考えられることから、ECBは、当面、景気減速下での政策金利を据え置きによって、インフレ期待の抑制と中期的な物価の安定を目指すと思われる。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1832
ソーシャルメディア
新着記事
-
2022年06月28日
「仙台オフィス市場」の現況と見通し(2022年) -
2022年06月28日
高齢者の生活ニーズのランキング首位は移動サービス(道府県都・政令市編)~市町村の「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」「在宅介護実態調査」集計結果より~ -
2022年06月27日
資金循環統計(22年1-3月期)~個人金融資産は2005兆円と2000兆円の大台を維持、企業の現預金は過去最高、海外勢が日本国債売り -
2022年06月27日
欧州保険会社が2021年のSFCR(ソルベンシー財務状況報告書)を公表(1)-全体的な状況報告- -
2022年06月27日
不妊症につながる男性疾患とは?(2)-約3割を占める男性不妊のリスク低減には精索静脈瘤の早期発見と、生活習慣病予防が重要-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2022年05月17日
News Release
-
2022年04月21日
News Release
-
2022年04月04日
News Release
【8月ECB政策理事会:景気判断慎重化も中立姿勢維持】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
8月ECB政策理事会:景気判断慎重化も中立姿勢維持のレポート Topへ