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■見出し
・講演:サブプライムの影響は限定的
・会見:サブプライム問題は私の判断を縛らない
■introduction
水野審議委員の講演・記者会見が8/30日に行われた(山梨県金融経済懇談会)。
水野審議委員は7、8月の金融政策決定会合でただ一人、利上げを提案するなど金利正常化を目指す“タカ派”である。
講演では、サブプライム問題について「日本経済がサブプライム問題とは関係なく、順調に回復していくことに自信を持っている」「日銀の金融政策、ましてや私の判断を縛るものではない」と述べた。また、「サブプライム問題やそれに端を発した円相場の乱高下の原因として、日本の低金利政策が無縁とはいえない」と語り、金利の正常化の必要性を強く主張するなど、タカ派的見解を前面に出してきている。
よほどの環境変化がない限り、水野審議委員は9月の決定会合で利上げ提案を続ける可能性が高いだろう。
(2007年08月31日「経済・金融フラッシュ」)
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03-3512-1837
- ・ 1992年 :日本生命保険相互会社
・ 1995年 :ニッセイ基礎研究所へ
・ 2021年から現職
・ 早稲田大学・政治経済学部(2004年度~2006年度・2008年度)、上智大学・経済学部(2006年度~2014年度)非常勤講師を兼務
・ 2015年 参議院予算委員会調査室 客員調査員
矢嶋 康次のレポート
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