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短観速報~業況判断は横ばい圏、設備投資は頭打ちながらも高水準維持
総合政策研究部 研究理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
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- 本日(7/2)発表された日銀短観6月調査によると、大企業・製造業の業況判断DIはプラス23(事前の市場予想:ロイター集計23)、大企業非製造業の業況判断DIは22(事前の市場予想:ロイター集計22)とともに前回調査から横ばいとなった。
- 設備投資計画(含む土地投資額、2007年度)は全規模・全産業で前年度比3.1%と前回調査から3.4%の上方修正となった。2007年度の設備投資は昨年度よりは伸び率は低下するものの、高水準のレベルを続ける見込み。
- 需給ギャップの代理変数とされる「短観加重平均D.I.」(設備・雇用DI を加重平均して算出)は、2005年9月調査以降、マイナス(需給ギャップの需要超過を意味する)が続いているが、4四半期ぶりにマイナス幅は若干縮小した。
- 今回の短観は、日銀が4月末に示した展望レポートに沿った動きという判断をサポートするだろう。ただし、今回の短観結果では7月利上げの材料としては弱い。7月末公表の6月分生産・物価、4-6月期の日・米GDPを見てから利上げを判断するという慎重なスタンスとなるだろう。
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