- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 不均衡上で安定する経済~2007・2008年度経済見通し
2007年02月19日
- 景気は2006年11月に「いざなぎ景気」を超えた後も拡大を続けている。10-12月期の実質経済成長率は前期比1.2%という高いものになった。
- 2007年度は国内景気拡大による輸入増加などから外需の寄与度が縮小し、経済成長率は2006年度の2.0%から1.8%へと若干低下するだろう。労働需給の改善はいずれ賃金の上昇に結びつき、2008年度は円高による外需の悪化を賃金上昇による家計消費の拡大が補って、実質2.0%成長となると予想する。
- 世界経済は米国の経常収支赤字の拡大という不均衡の上で安定している。日本経済も企業部門が好調な一方で消費の改善が遅れるという、不均衡の上で拡大を続けている。こうした状況は長期には維持できず、ドルの大幅下落、企業部門の資金余剰の解消が課題となっていくだろう。
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月30日
今週のレポート・コラムまとめ【4/23-4/26発行分】 -
2024年04月26日
ドイツの産業空洞化リスク-グローバル化逆回転はドイツへの逆風、日本への追い風か?- -
2024年04月26日
米GDP(24年1-3月期)-前期比年率+1.6%と前期から低下、市場予想の+2.5%も大幅に下回る -
2024年04月26日
滞留するふるさと納税 -
2024年04月26日
EUのDMA関連調査開始決定-GAFAそれぞれの問題を指摘
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【不均衡上で安定する経済~2007・2008年度経済見通し】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
不均衡上で安定する経済~2007・2008年度経済見通しのレポート Topへ