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- 経済政策の軸足はより景気重視へ
2002年08月09日
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<日本経済>
- 4-6月期も輸出数量の増加などから鉱工業生産指数は前期比3.6%の上昇となるなど、これまでのところでは景気は改善傾向を続けている。
- しかし、米国経済が急減速し米国株価が不安定化するなど、輸出主導の景気拡大の持続性はさらに不透明となってきた。
<今週の焦点:2003年度予算・概算要求基準>
- 政府は来年度予算の概算要求基準を閣議了解した。公共投資関係費の削減は▲3%の減少に留められ、法人税の先行減税の方針が示されるなど、政府の経済政策の軸足はより景気重視に移されることになった。
- 輸出主導の景気回復持続の前提である米国経済の先行きに懸念が生じた以上、97年度の失敗に学び経済政策は既存の方針に捕らわれずに柔軟に対処すべきである。
(2002年08月09日「Weekly エコノミスト・レター」)
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