2001年11月25日

米国における「ロス401(k)プラン」の創設

高島 浩一

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■目次

1.はじめに
2.概要
3.おわりに

■introduction

米国では、本年6月7日に「大型減税法」が成立した。10年間で総額1兆3,500億ドルの約20年振りの大規模減税である。
主な内容は、(1)所得税率の引き下げ、(2)就学児童・生徒のいる納税者の所得控除拡大、(3)相続税(連邦遺産税)の段階的廃止であるが、加えて、個人退職準備制度の見直しも盛り込まれた。その眼目はIRA(個人退職勘定)および401(k)プランの拠出限度額の段階的引き上げ(注1)であり、いわゆる「ロス401(k)プラン」等の創設も決まった。
「ロス401(k)プラン」は401(k)プランへの拠出限度額の引き上げが完了する2006年に創設される。以下その内容を概観する。

(2001年11月25日「基礎研マンスリー」)

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