2001年04月01日

米国経済統計ウォッチ

山田 剛史

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米国経済は景気の減速が明確になっており、1~3月にマイナス成長に転じたとみられる。株価の急落が消費者・生産者マインドの低下、資金調達環境の悪化、逆資産効果などを通じて、これまでより速い景気変動を引き起こしている。IT 投資の増加で在庫調整のスピードが高まっていることも、減速を強める要因となっている。
FRB(連邦準備理事会)は、1月に緊急利下げを含めて、FF レートの誘導目標を1%引下げて5.5%とし、金融緩和政策に転換した。リセッションの可能性が高まっており、年央にかけてさらに1%以上の利下げが予想される。

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