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- ニッセイ為替インデックス/円安で貿易収支は改善するか?
<ニッセイ為替インデックス>
- 2月の為替インデックスは-1.4%と1月の-3.4%からマイナス幅が縮小したが、引き続き円安局面からの転換を示唆するものとなっている。
- 当面は日本経済の不安定要因もあり一方的な円高は想定しにくいが、米国経済の減速が今後鮮明化することが見込まれ、これまでの円安基調は修正に向かうと予想される。
<今週の焦点:円安で貿易収支は改善するか?>
- 為替レートの輸出入数量への影響が限られる短期では、輸出と輸入で円建決済比率が異なっていることから、円安は貿易収支を悪化させる効果がある。
- 短期的には円安は貿易収支を必ずしも改善させず、円安による景気下支え効果に速効性を期待することはできない。
(2001年02月02日「Weekly エコノミスト・レター」)
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