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- 大企業では既に増加に転じた雇用者数
<今週の焦点:企業売上高、雇用、所得を巡る状況>
- 不振を続けてきた企業売上高は、99/10-12 月には全企業売上高のみならず、1 社当り売上高も前年を上回った。1 社当り売上高は前回の景気回復局面ではプラスに転じることがなかったことから、今回の回復には基調の強さが感じられる。
- 既に雇用者数が大企業では増加に転じ、また一人当り現金給与総額も減少から増加に転じつつある。しかし、中小・中堅企業では、雇用者所得の本格回復にはまだ時間が必要と思われる。
<最新の基礎研インデックス(P5参照)>
- 為替インデックス:5月は0.4%と小幅ながらプラスに転じ、円高局面の転換を示唆。
(2000年05月26日「Weekly エコノミスト・レター」)
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