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アジア経済危機に襲われた韓国が、OECD加盟国でありながらIMF等の緊急支援を受ける事態に陥ってから2年半が経過した。
この間、経済は危機的状況から急速に持ち直し、政府主導で強力に進められた金融・企業改革に対しては国際的にも高い評価が寄せられている。
韓国の構造改革の帰趨は、アジア経済の新たな発展可能性を占う試金石でもあり、今後の日本経済にとっても注目すべき点が多いように思われる。
李 世勲
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