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■intrduction
97年12月、韓国がIMFをはじめとする国際機関に緊急支援(約550億ドル、内IMF210億ドル)を要請して2年半が経過した。当時の悲観的な予想に反して、その後の韓国経済の回復は著しい。金融市場も総じて安定しており、金大中政権の大胆な金融・企業改革に対する国際的な評価も高い。ここにきて構造改革の先行きに対する不透明感が広がっているのは、4月の総選挙で与党の安定多数が得られず(115/274議席)、これまでの政府主導による改革が難しくなる可能性も出てきたからである。
本稿では、韓国の構造改革の進展状況を金融・企業部門を中心に検討し、その成果と課題について考えてみたい。
(2000年06月01日「経済調査レポート」)
李 世勲
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李 世勲のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2000/09/01 | 再燃した韓国最大財閥“現代”の流動性危機 | 李 世勲 | 経済調査レポート |
2000/06/01 | 韓国経済の構造改革の成果と課題 | 李 世勲 | 経済調査レポート |
2000/05/25 | 韓国経済の構造改革の成果と課題 | 李 世勲 | 基礎研マンスリー |
2000/01/25 | アジア経済の回復 | 李 世勲 | 基礎研マンスリー |
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