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■目次
1. 注目されるゲーム産業の変化
2. 本格化する家庭の居間の情報化
3. 家庭用ゲームの近未来
■introduction
日本のゲーム産業の構造が大きく変化しつつある。その構造変化は二つあり、一つはゲーム産業内の企業間競争により生じた市場構造の変化である。二つ目はエレクトロニクス企業の「家庭の居間」のデジタル市場開拓により、これから本格化する構造変化である。米国では情報・通信産業が、オフィス領域に続きデジタル化の残された市場である家庭のリビング(居間)市場の開拓に本腰を入れ始め、家庭市場開拓の戦略資源となるゲームや映画、スポーツ番組などエンターテイメント系のコンテンツを正面に掲げた展開が始まっている。この状況が将来の日本のゲーム産業にどのように影響するのかを展望する。
(1997年06月25日「基礎研マンスリー」)
青山 正治
研究・専門分野
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