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■見出し
1.はじめに
2.ヨーロッパの金融の中心地ロンドン
3.シティの成功の鍵
4.英国の金融機関の地位
5.21世紀に向けて
6.結論
■introduction
ロンドンは世界最大の国際金融センターである。ニューヨーク、東京も巨大な国内資本市場を有するが、そこで行われる国際的な金融サービスの規模という点からみれば、ロンドンを凌ぐものはない。
欧州内で比較しても、ロンドン市場の規模は他を圧倒している。しかし、国内市場としては最大、国際金融サービスに関しても独占状態というロンドンの地位は、将来も保証されているわけではない。東欧諸国のEU(欧州連合)への加盟、市場統合に伴う投資サービス指令の実施、通貨統合への動きなどが、ロンドンの金融センターとしての独占的な地位を脅かす可能性がある。また、通信技術の発達により、「金融市場」という概念自体が時代遅れとなっていくかもしれない。
本論では、ロンドンが欧州最大の金融センターとしての地位を築いてきた背景について触れた後、今後それを脅かす可能性のある問題に言及する。
(1995年04月01日「調査月報」)
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