2014年03月04日

最近の人民元と今後の展開(2014年3月号)~2月の大幅下落の原因は何か?

経済研究部 上席研究員   三尾 幸吉郎

文字サイズ

○ 2月の米国ドルに対する人民元相場は基準値が小幅な下落、現物実勢が大幅な下落だった。

○ 2月に現物が大幅下落した原因としては、(1)変動幅拡大に向けた地均し、(2)景気鈍化を背景に1米国ドル=6元突破を阻止、(3)米国QE縮小に伴って中国への資金流入が減少したという3つの見方があるようだが、筆者は単独ではなく3つが複合された結果と考えている。

○ 当面の人民元(現物実勢)は下値を探る展開になるだろう。2月28日には現物実勢が基準値を下回っていたにも拘らずドル買い介入したとの噂もあり、押し下げ介入だった可能性も否定し切れないからである。今後はボックス圏での推移に移行すると予想している。

このレポートの関連カテゴリ

80_ext_01_0.jpg

経済研究部   上席研究員

三尾 幸吉郎 (みお こうきちろう)

研究・専門分野
中国経済

レポート

アクセスランキング

【最近の人民元と今後の展開(2014年3月号)~2月の大幅下落の原因は何か?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

最近の人民元と今後の展開(2014年3月号)~2月の大幅下落の原因は何か?のレポート Topへ