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生態系・生物多様性など自然関連リスクの保険部門への影響の検討(欧州)-EIOPAの検討文書の紹介

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
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2023年3月29日、EIOPAは、自然関連リスクと保険会社への影響に関するスタッフペーパーを発表した。生態系や生物多様性を保護することは、近年、気候変動対策において重要となっている。仮にもし放置すれば、金融・経済の安定を脅かす可能性がある。この点に関し保険部門が投資や保険引受において、どう貢献できるかを今後検討していくことが重要である。
■目次
1――自然関連リスクの影響の検討について
2――自然関連リスクの認識に関する現状など
1|自然関連リスクが社会・経済にどのように関連するか
2|気候と自然関連リスク
3――保険セクターと自然関連リスクとのつながり
4――リスクの評価方法
5――自然関連リスクの管理にむけたアプローチ
1|自然関連リスクの目標と透明性の確保
2|自然関連の投資と保険引受活動
3|自然関連リスクとその影響の健全性指標における取り扱い
6――おわりに
(2023年04月14日「保険・年金フォーカス」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
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