2023年02月15日

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■要旨

EIOPA(欧州保険年金監督局)は2023年2月1日に、2023年の監督上のコンバージェンス(収束、統一)計画を公表した。欧州の保険監督当局が、どのような問題意識を有して、どのような問題に対して、監督上のコンバージェンスに向けて、どのように取り組もうとしているのかを知ることは、大変参考になる。

今回のレポートは、このEIOPAによる2023年の監督上のコンバージェンス計画の概要について報告する。

■目次

1―はじめに
2―EIOPAの2023年の監督上のコンバージェンス計画-全体概要
  1|全体概要
  2|優先領域の考慮すべき基準
3―EIOPAの2023年の監督上のコンバージェンス計画-具体的内容
  (1) 共通の監督文化の実践的実施と監督ツールのさらなる開発
  (2) 監督上の裁定取引につながる可能性のある国内市場及び公平な競争の場に対するリスク
  (3) エマージングリスクの監督
4―EIOPAの2023年の監督上のコンバージェンス計画-監視の優先事項
5―まとめ

(2023年02月15日「保険・年金フォーカス」)

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レポート紹介

【EIOPAが2023年の監督上のコンバージェンス計画を公表】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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