2019年08月26日

EIOPAが監督上の報告と公衆開示の比例性向上に関するCPを公表-2020年のソルベンシーII改革に向けた動き-

中村 亮一

文字サイズ

■要旨

EIOPA(欧州保険年金監督局:European Insurance and Occupational Pensions Authority)は、7月12日に、2020年のソルベンシーIIレビューに関連した業務の中で、監督上の報告及び公衆開示に関するCP(コンサルテーション・ペーパー)を公表 した。

EIOPAは、2019年2月11日の欧州委員会からの助言要請 のうち、監督上の報告及び公衆開示に関連した部分の見直しについて、2つの波でコンサルティングを行うことを予定しているとしており、この協議は、その最初の波である。

■目次

1―はじめに
2―今回のCPについて
  1|今回のCPの位置付け
  2|今回のCPがカバーする分野
  3|今回のCPにおけるEIOPAのアプローチ
3―CPにおけるEIOPAの提案の背景及び概要
  1|今回のCPにおける提案の背景
  2|EIOPAの主な提案
  3|ソルベンシー財務状況報告書(SFCR)に関する提案について
4―今後のスケジュール
  1|今回のCPに対する相談プロセス
  2|今後のEIOPAの検討プロセス
5―まとめ
Xでシェアする Facebookでシェアする

中村 亮一

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【EIOPAが監督上の報告と公衆開示の比例性向上に関するCPを公表-2020年のソルベンシーII改革に向けた動き-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

EIOPAが監督上の報告と公衆開示の比例性向上に関するCPを公表-2020年のソルベンシーII改革に向けた動き-のレポート Topへ