2019年08月13日

EIOPAが保険ストレステストに関するDPを公表-方法論的原則とガイドラインを提示-

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■要旨

EIOPA(欧州保険年金監督局:European Insurance and Occupational Pensions Authority)は、欧州保険会社の脆弱性と耐性力に関する状況を調査するために、これまでに4回(2011年、2014年、2016年、2018年)のストレステストを行ってきた。次回のストレステストは2020年に実施されることが予定されている。

今回EIOPAは、今後の監督上のストレステストに関する方法論を強化することを目的として、7月22日に、保険ストレステストの方法論的原則に関するDP(ディスカッション・ペーパー)を公表した。

今回のレポートは、このDPの概要について報告する。

■目次

1―はじめに
2―今回のDPについて
  1|今回のDPの位置付け
  2|今回のDPの全体像
3―DPの概要
  1|DPの背景
  2|DPの目的
  3|DPの範囲
  4|DPの構成
4―DPの具体的内容
  1|STのプロセス、目的及びアプローチ
  2|ストレステストの範囲
  3|シナリオ設計
  4|DPの構成
6―まとめ
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中村 亮一

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レポート紹介

【EIOPAが保険ストレステストに関するDPを公表-方法論的原則とガイドラインを提示-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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