2019年06月05日

国政選挙と金融市場の反応~安倍自民党での5回の選挙を振り返る

経済研究部 上席エコノミスト 上野 剛志

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■要旨

参議院選が間近に迫ってきている。具体的な日程は今国会会期を延長するかどうかで変わってくるが、来月、遅くとも再来月には選挙が実施されることになる。また、参議院選に衆議院の解散・総選挙を合わせる衆参W選実施の観測も台頭している。

国政選挙は金融市場(以下、「市場」)の大きな材料となることも多いだけに、安倍首相が2012年9月に自民党総裁に就任して以降に行われた5回の国政選挙について、市場の反応を改めて振り返ってみたい。

■目次

1――参議院選は間近、衆参W選挙の可能性も
  1|安倍自民党での5回の選挙結果
  2|選挙に対する市場の反応
    ・株価の反応
    ・為替の反応
    ・市場の反応まとめ
2――2019年参議院選への市場の反応は?
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経済研究部   上席エコノミスト

上野 剛志 (うえの つよし)

研究・専門分野
金融・為替、日本経済

経歴
  • ・ 1998年 日本生命保険相互会社入社
    ・ 2007年 日本経済研究センター派遣
    ・ 2008年 米シンクタンクThe Conference Board派遣
    ・ 2009年 ニッセイ基礎研究所

    ・ 順天堂大学・国際教養学部非常勤講師を兼務(2015~16年度)

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