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2019年05月20日
欧州大手保険グループの2018年の生保新契約動向-新たな規制・低金利環境下での商品タイプ別・地域別の販売動向・収益性の状況はどうだったのか-
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なお、Aegonは、事業を3つ((1)Manage for Value(米州の年金・ランオフ、オランダの生命保険、英国の既存事業等)、(2)Drive for Growth(米州の生命保険・医療・傷害、変額年金、英国のデジタル事業、中東欧、アジアの富裕層顧客事業等)、(3)Scale-up for the Future(米州のミューチュアルファンド・中南米、スペイン・ポルトガル等)に分類して、管理している。
「(1)Manage for Value」では、効率性と資本形成に焦点を置いており、「(2)Drive for Growth」では、市場シェアと顧客ベースの拡大を目指すとし、「(3)Scale-up for the Future」では、将来のためのビルディングブロックとして、分散化されたポートフォリオの機会に投資するとしている。今後の市場について、(1)は漸減していくが、(2)と(3)が進展していくことを想定している。
2018年は、アジアの富裕層事業と米国のインデックス付ユニバーサル保険の販売が低迷したが、英国のプラットフォーム事業と中東欧が安定的に成長し、ラテンアメリカやスペイン、ポルトガルで成長した。
「(1)Manage for Value」では、効率性と資本形成に焦点を置いており、「(2)Drive for Growth」では、市場シェアと顧客ベースの拡大を目指すとし、「(3)Scale-up for the Future」では、将来のためのビルディングブロックとして、分散化されたポートフォリオの機会に投資するとしている。今後の市場について、(1)は漸減していくが、(2)と(3)が進展していくことを想定している。
2018年は、アジアの富裕層事業と米国のインデックス付ユニバーサル保険の販売が低迷したが、英国のプラットフォーム事業と中東欧が安定的に成長し、ラテンアメリカやスペイン、ポルトガルで成長した。
(2019年05月20日「基礎研レポート」)
中村 亮一のレポート
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