- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 【7月米住宅着工、許可件数】着工件数は116.8 万件と予想比下振れも、許可件数は131.1 万件と予想を小幅に上振れる結果
2018年08月17日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
1.結果の概要:住宅着工は予想を下回るも、許可件数は予想を小幅に上回る
2.結果の評価:許可件数は幾分改善も、住宅着工の回復に遅れ
住宅着工件数の伸びは、前月比+0.9%(前月:▲12.9%)と前月からプラスに転じたものの、2桁のマイナスとなった前月からの回復は鈍い(図表3)。戸建てが+0.9%(前月:▲9.0%)、集合住宅も+0.7%(前月:▲22.3%)といずれもプラスに転じた(図表4)。
一方、前年同月比は▲1.4%(前月:▲5.5%)と、2 ヵ月連続のマイナスとなった。戸建てが+2.7%(前月:▲0.7%)と、前月からプラスに転じたものの、集合住宅が▲11.6%(前月:▲16.7%)と、2 ヵ月連続で2 桁の下落となっており、集合住宅の回復は遅れている。
地域別寄与度(前月比)は、北東部が▲0.3%ポイント(前月:▲0.4%ポイント)、西部が▲5.5%ポイント(前月:▲0.5%ポイント)と前月に続きマイナスとなった一方、中西部が+1.6%ポイント(前月:▲6.3%ポイント)、南部も+5.2%ポイント(前月:▲5.7%)とプラスに転じるなど、地域間でバラつきがみられた。
一方、前年同月比は▲1.4%(前月:▲5.5%)と、2 ヵ月連続のマイナスとなった。戸建てが+2.7%(前月:▲0.7%)と、前月からプラスに転じたものの、集合住宅が▲11.6%(前月:▲16.7%)と、2 ヵ月連続で2 桁の下落となっており、集合住宅の回復は遅れている。
地域別寄与度(前月比)は、北東部が▲0.3%ポイント(前月:▲0.4%ポイント)、西部が▲5.5%ポイント(前月:▲0.5%ポイント)と前月に続きマイナスとなった一方、中西部が+1.6%ポイント(前月:▲6.3%ポイント)、南部も+5.2%ポイント(前月:▲5.7%)とプラスに転じるなど、地域間でバラつきがみられた。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2018年08月17日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1824
経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
窪谷 浩のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2025/11/10 | 米関税政策がもたらすインフレ圧力-9月CPIにみる足元の動向とリスク要因 | 窪谷 浩 | Weekly エコノミスト・レター |
| 2025/10/30 | 米FOMC(25年10月)-市場予想通り、政策金利を▲0.25%引き下げ。バランスシート縮小を12月1日で終了することも決定 | 窪谷 浩 | 経済・金融フラッシュ |
| 2025/10/30 | 米国で進む中間期の選挙区割り変更-26年の中間選挙を見据え、与野党の攻防が激化 | 窪谷 浩 | 研究員の眼 |
| 2025/10/24 | 米連邦政府閉鎖と代替指標の動向-代替指標は労働市場減速とインフレ継続を示唆、FRBは政府統計を欠く中で難しい判断を迫られる | 窪谷 浩 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年11月11日
年金の「年収の壁」が実質引上げ!? 4月からは残業代を含まない判定も~年金改革ウォッチ 2025年11月号 -
2025年11月11日
Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for October 2025 -
2025年11月11日
投資部門別売買動向(25年10月)~信託銀行が6カ月ぶりに買い越し~ -
2025年11月11日
東京オフィス賃料は上昇基調が強まる。REIT市場は6カ月連続で上昇-不動産クォータリー・レビュー2025年第3四半期 -
2025年11月11日
基礎研REPORT(冊子版)11月号[vol.344]
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【【7月米住宅着工、許可件数】着工件数は116.8 万件と予想比下振れも、許可件数は131.1 万件と予想を小幅に上振れる結果】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
【7月米住宅着工、許可件数】着工件数は116.8 万件と予想比下振れも、許可件数は131.1 万件と予想を小幅に上振れる結果のレポート Topへ














