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- 【7月米小売売上高】伸び率鈍化、わずかに不透明感
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【要旨】
結果の概要:伸び率鈍化
8月14日、米国商務省が7月の小売売上高を公表した。結果は前月比+0.0%となり、前月改定値(同+0.2%)から低下、市場予想の+0.2%(Bloomberg集計の中央値)も下回った。改定値に関しては、前月分(6月)は速報値から変わらず前月比+0.2%、前々月分(5月)は速報値の前月比+0.5%から改定値では同+0.4%にやや下方修正されている。3カ月移動平均の前期比年率も+6.2%(前月:同+9.5%)と伸びが鈍化している(詳細はPDFを参照)。
小売売上高の統計は単月のブレも大きいため、今回の結果だけで個人消費を悲観視する必要はないだろう。しかし、若干の不透明感をもたらしたことは確かであり、今後の消費動向への注目度は高まったと言える。
(2014年08月14日「経済・金融フラッシュ」)
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- 【職歴】
2006年 日本生命保険相互会社入社(資金証券部)
2009年 日本経済研究センターへ派遣
2010年 米国カンファレンスボードへ派遣
2011年 ニッセイ基礎研究所(アジア・新興国経済担当)
2014年 同、米国経済担当
2014年 日本生命保険相互会社(証券管理部)
2020年 ニッセイ基礎研究所
2023年より現職
・SBIR(Small Business Innovation Research)制度に係る内閣府スタートアップ
アドバイザー(2024年4月~)
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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