2014年01月07日

最近の人民元と今後の展開(2014年1月号)

三尾 幸吉郎

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○ 12月の人民元相場は、筆者の予想に反して基準値・現物実勢ともに米国ドルに対して上昇する展開となった。米国のQE3縮小決定やそれに伴う米国長期金利上昇は予想外だったもののむしろ元安・ドル高要因であることから、中国国内で短期金利が上昇したこと及び人民元改革への期待が予想以上に強かったことが、その原因と考えられる。

○ 1月の人民元(現物実勢)は、根強い人民元改革への期待から引き続き底堅いものの、景気指標の悪化と短期金利の落ち着きで上昇ピッチは鈍り、横ばいで推移すると予想している。

(2014年01月07日「経済・金融フラッシュ」)

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