2013年12月04日

高くなった欧州中央銀行の追加緩和ハードル

経済研究部 常務理事 伊藤 さゆり

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2013年はユーロ圏内の債務危機拡大に歯止めが掛かり、ユーロ相場の持ち直しが債務危機国の回復を妨げ、域内景気格差を増幅するリスクも懸念されるようになった。11月に利下げに踏み切ったECBの役割が期待される状況は続くが、次の一手を打ち出せるかは不透明だ。

(2013年12月04日「ニッセイ年金ストラテジー」)

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経済研究部   常務理事

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州の政策、国際経済・金融

経歴
  • ・ 1987年 日本興業銀行入行
    ・ 2001年 ニッセイ基礎研究所入社
    ・ 2023年7月から現職

    ・ 2011~2012年度 二松学舎大学非常勤講師
    ・ 2011~2013年度 獨協大学非常勤講師
    ・ 2015年度~ 早稲田大学商学学術院非常勤講師
    ・ 2017年度~ 日本EU学会理事
    ・ 2017年度~ 日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
    ・ 2020~2022年度 日本国際フォーラム「米中覇権競争とインド太平洋地経学」、
               「欧州政策パネル」メンバー
    ・ 2022年度~ Discuss Japan編集委員
    ・ 2023年11月~ ジェトロ情報媒体に対する外部評価委員会委員
    ・ 2023年11月~ 経済産業省 産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会 委員

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