- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- ジェロントロジー(高齢社会総合研究) >
- 高齢者世帯の家計・資産 >
- 2011年における戸建注文住宅の動向 -5年ぶりに建て替え世帯が増加、震災を機に老後を意識した住まいに投資を高めるシニア層
2011年における戸建注文住宅の動向 -5年ぶりに建て替え世帯が増加、震災を機に老後を意識した住まいに投資を高めるシニア層

社会研究部 都市政策調査室長・ジェロントロジー推進室兼任 塩澤 誠一郎
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1――戸建注文住宅の顧客実態調査とは
2――2011年の戸建注文住宅新築世帯像
3――建て替え世帯の特徴
4――建て替え増加への期待
■introduction
2011年度の戸建注文住宅の顧客実態調査では、5年ぶりに建て替え世帯が増加した。
建て替え世帯は、土地代が不要な分取得資金にゆとりがあることから、建築費に十分な資金を掛けている。特に単独世帯の建て替えでは、住宅全体の規模は小さいものの、一人当たりに換算すると、コストを掛けて質の高いゆとりのある住宅に建て替えている。とりわけシニア層の建て替えでその傾向が顕著であり、老後を意識した投資を高めていることが分かる。
建て替え増加の背景には、東日本大震災によって住まいの耐震性に関心が高まったことが挙げられる。こうした動向を捉えて、耐震性能が劣る住宅の建て替えを促進することは、安全・安心で豊かな住生活を支える生活環境の構築に大きく貢献し、同時にそれが今後の超高齢社会を支える礎にもなる。
(2013年03月11日「ジェロントロジーレポート」)
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1814
- 【職歴】
1994年 (株)住宅・都市問題研究所入社
2004年 ニッセイ基礎研究所
2020年より現職
・技術士(建設部門、都市及び地方計画)
【加入団体等】
・我孫子市都市計画審議会委員
・日本建築学会
・日本都市計画学会
塩澤 誠一郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/07/08 | 住宅を社会的資産に-ストック型社会における住宅のあり方 | 塩澤 誠一郎 | 基礎研マンスリー |
2025/06/25 | 住宅を社会的資産に~ストック型社会における住宅のあり方~ | 塩澤 誠一郎 | 研究員の眼 |
2025/04/09 | 「計画修繕」は、安定的な入居確保に必須の経営手法~民間賃貸住宅における計画修繕の普及に向けて~ | 塩澤 誠一郎 | 基礎研レポート |
2024/08/13 | 空き家の管理、どうする?~空き家の管理を委託する際、意識すべき3つのこと~ | 塩澤 誠一郎 | 研究員の眼 |
新着記事
-
2025年07月15日
インド消費者物価(25年7月)~6月のCPI上昇率は+2.1%、食品価格の下落で6年ぶりの低水準に -
2025年07月15日
民間医療保険の健全性強化を図るインドネシア-医療保険規制は医療制度の課題を示す- -
2025年07月15日
「SDGs疲れ」の空気から考える、本当のサステナビリティ-「検索データ」から見る、日・米・欧のSDGsギャップ -
2025年07月15日
今週のレポート・コラムまとめ【7/8-7/14発行分】 -
2025年07月14日
ニッセイ基礎研所報 2025(Vol.69)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【2011年における戸建注文住宅の動向 -5年ぶりに建て替え世帯が増加、震災を機に老後を意識した住まいに投資を高めるシニア層】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2011年における戸建注文住宅の動向 -5年ぶりに建て替え世帯が増加、震災を機に老後を意識した住まいに投資を高めるシニア層のレポート Topへ