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QE速報:10-12月期の実質GDPは前期比▲0.1%(年率▲0.4%)~3四半期連続のマイナス成長も景気は底打ち
経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎
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- 2012年10-12月期の実質GDP成長率は、前期比▲0.1%(前期比年率▲0.4%)と3四半期連続のマイナス成長となった(当研究所予測2月1日:前期比0.0%、年率0.1%)。
- マイナス成長の主因は外需が3四半期連続で成長率の押し下げ要因となったことである。国内需要は増加したが、外需の落ち込みをカバーするまでには至らなかった。
- 10-12月期の実質GDPは事前の市場予想(前期比年率0.5%程度)を下回るマイナス成長となった。ただし、7-9月期に比べればマイナス幅が大きく縮小しており、鉱工業生産をはじめとした月次指標の多くはすでに底打ちしている。2012年春頃に始まった景気後退は2012年中に終了したと考えられる。
- 輸出は月次ベースでは下げ止まりつつあり、先行きは海外経済の持ち直しに円安の追い風が加わることから、回復に向かうことが見込まれる。また、10-12月期の景気を下支えした国内需要は、住宅投資、公共投資を中心に引き続き堅調に推移する可能性が高い。2013年1-3月期は内外需がともに増加することにより、明確なプラス成長となるだろう。現時点では前期比年率2%程度の成長を予想している。
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